絵を描くときに筆が止まってしまう要因の1つに「色で迷う」という点があります。
「ピンク系の色で絵を描こう」と思っても、パステル調のピンク色、ビビットなピンク色、クレヨン12色セットに入っているような基本(?)のピンク色…。
さまざまなピンク色があり、頭の中では「こういう色!」とイメージできていても、イメージそのままの色を作るのはなかなかの手間です。
そこで今回は
1.気に入った色味の写真を選ぶ
2.写真データから30色のカラーパレットを一瞬で作る
という方法で簡単にお気に入りの色を抽出してみます。
私がよく使う手段の一例として
上記2つのサイトを利用した方法をご紹介します。
どちらのサイトも無料で利用可能ですので、お気軽にお試し下さい。
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Unsplash(アンスプラッシュ)で色を探す
全画像商用利用可!ハイクオリティ!
のUnsplash(アンスプラッシュ)を開きます。
Unsplashの検索BOXに、欲しい色を英語で入力します。
日本語入力には対応していないのでご注意ください。
今回はピンク色の、いい感じの画像を探してみます。
検索BOXに「pink」と入力します。
ピンク色を含む画像の一覧が表示されます。
スクロールしながら、お好みの色味の画像を探します。
今回は↑このピンク色のモヤモヤ(?)の画像から色を抽出してみます。
画像をタップすると「Download free」のボタンが表示されます。
ダウンロードフリーボタンをタップします。
ダウンロードファイルに画像を保存することができました。
remove.bg(リムーブドットビージー)で不要な背景を取り除く
背景画像を取り除きたい場合は、remove.bg(リムーブドットビージー)で削除します。
※画像全体の色味を利用する場合は、この工程は不要です。
「画像アップロード」をタップします。
(今回は)「ブラウズ」をタップします。
ダウンロードファイルに保存されている、
色味を取るために用意した画像をタップします。
しばらく待つと、背景を透過した画像が完成しました。
「ダウンロード」をタップします。
ダウンロードファイルに、背景透過済の画像が保存されました。
30色のカラーパレットを一瞬で作る
procreateアプリを起動します。
1.カラーをタップ
2.+プラスをタップ
3.ファイルから新規をタップ
します。
今回はダウンロードファイルに保存されている画像を使うので「ダウンロード」をタップします。
背景透過済の画像データをタップします。
「イメージからのパレット」という名称の新規パレットが完成しました。
ピンク系で統一感のあるキレイな30色のカラーパレットを簡単に作ることが出来ました。
自分で色を作れるようになった今でも、
1.まずはイメージに近い色のカラーパレットを作る
2.必要に応じてその都度 色をカスタマイズする
という方法で色を作っているので 今回ご紹介した方法は頻繁に使用しています。
お絵描き初心者にはもちろん、お絵描き中級者にも便利で簡単な方法です。
お好みで、パレット名に名前をつけても便利です。
キャラクターを描く方であれば「肌色」「髪」などのカラーパレットを作っておく…というのも便利そうです。
今回は
を利用した例をご紹介しました。
上記のサイトを使用しなくても
・自身の写真フォルダ内の写真から色を抽出する
・好きなイラストをスクショして色を抽出する
ことも、同様の方法で出来ます。
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