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分岐処理って?
例えば自動販売機が投入金額が足りているなら購入できる、足りていないなら購入できない、といったように、処理を分岐させるものを言います。
c++では分岐処理はif文を使って記述されます。
if文の文法
if文は【if(){}】と書きます。【()】の間に書いた内容を条件式と呼び、分岐させたい条件を書きます
分岐処理で実行させたい処理は【{}】の間に書きます。
条件式の値が正の値であれば{}の間に書かれた処理は実行されます。
if (条件式)
{
条件式が正の値である時の処理
} else
{
条件式が正の値でない時の処理
}
例文
入力された値numが正の値であるかどうかで分岐するif文のサンプルプログラムです
#include<iostream>
int main()
{
int num;
std::cin >> num;//入力処理
if (num)
{
std::cout << num << "は正の値" << std::endl;
}
else
{
std::cout << num << "は正の値ではない" << std::endl;
}
return 0;
}
演算子
変数が正の値であるかどうかだけではコードを書きにくいため、簡単に条件を書くために等価比較演算子を利用します。
演算子の左右にある値を比較して条件に当てはまるなら1を返します。1は正の値であるため、条件式に比較演算子を使うことで効率よくコードを書くことが出来ます。
名称 | 構文 |
等価 | i==j |
非等価 | i!=j |
大なり | i>j |
小なり | i<j |
大なりイコール | i>=j |
小なりイコール | i<=j |
#include<iostream>
int main()
{
int num;
std::cin >> num;//入力処理
if (num == 0)
{
std::cout << num << "は0" << std::endl;
}
if (num != 0)
{
std::cout << num << "は0ではない" << std::endl;
}
if (num > 0)
{
std::cout << num << "は0より大きい" << std::endl;
}
if (num < 0)
{
std::cout << num << "は0より小さい" << std::endl;
}
if (num >= 0)
{
std::cout << num << "は0以上" << std::endl;
}
if (num <= 0)
{
std::cout << num << "は0以下" << std::endl;
}
return 0;
}
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